関根健次 代表

イーココロ!

私の作ったものの一つに、イーココロ!というものがあります。これは、インターネットを使って慈善活動に気軽に参加できるものです。イーココロ!の特徴は、無料で募金が出来ることです。当時インターネットで募金、寄付をしましょう、というのはほとんどなかった。あと、突然世界の子供たちに寄付しましょうと言ってもなかなかやる人は少ない。だから、誰でも気軽に参加できる国際協力活動を模索していたんです。また、インターネットを使えばいつでもどこでも出来るというのもありますし。同じようなモデルで、先にアメリカで、クリック募金で成功した例があったので、そういったところを真似したり、さらに追加して、買い物とか、資料請求とかいろんな方法で募金が出来るスタイルを提案したんです。例えば買い物で募金が出来るものについて言うと、払う金額は一緒です。でも、イーココロ!のサイトを経由して1万円を使うと、追加でお金を払うことなく、募金が出来ちゃう。1%なら100円が寄付されます。最初は周囲の反応はかなり悪かったんです。けれどだいぶ変わってきましたね。今では企業さんのほうから、社会貢献活動やりたいんだが、どこかいい団体紹介してくれないか、とか、または、こういう活動にとりくみたいんだけれど、みたいな相談をされるようになったりとかします。あと社会起業家、という言葉も結構、一般的になってきて、弊社のやっているような事業も認められるようになってきました。だから、5,6年前の環境とはだいぶ違うものになってきていますよね。やっていることは昔と一緒なんですが、社会がちょっと変わってきているんでしょうね。

環境問題

まず、地球温暖化の問題を、あまり難しく考えないことです。難しいと思うと、自分ひとりが何やっても変わらないよ、となります。それを、一人ひとりが逆転していくんです。全員が地球環境に対して責任を持っているし、一人ひとりが行動を変えることで、未来は変えていけるんだ、と思うことです。その発想の転換ってすごく大切で、皆が自分の周りで出来ることをやればいいと思うんです。自分たち一人ひとりが身の回りで出来ることなんて意外とあるわけです。その入り口が、小さなことなんです。いきなり大きなことはできないんで。じゃあ、小さいことといったら、出来るだけ公共の交通機関を使うとか、そういうことです。それから、私個人は、自動販売機を使わない、ってことをしています。自動販売機は、確かに便利ですが、その便利さが地球に負担をかけています。24時間365日、自動販売機は冷やし続けて温め続けているけど、人々が自動販売機を使う時間は、時間帯が偏っていますし、そういう意味でも大変な電力を無駄にしているわけです。それで、どうするかというと、そんなに自動販売機なんか必要ないじゃないか、と思う人が皆、自動販売機を使わなければいいんですよ。そうすると、自動販売機ビジネスが成り立たないわけです。そうすると、行政として規制する以前に、私たち一人ひとりで社会が変えられてしまいます。それが、具体的に出来るアクションのひとつだったりするわけです。他にも代案として、自動販売機で買う選択をやめて、マイボトルを持ち歩きましょうって選択もありますよね。小さいかもしれないけど、小さいことを皆で、日本全国でやると、それで自動販売機がなくなるわけです。私は、日本は環境意識が高いと思っているので、一人ひとりが行動出来ると思っているんです。だから、CO2を削減しないといけない今、大切なのは皆が違う選択をしていくことだと思います。少しずつ皆が一生懸命考えていって、新しい技術によって、違う選択をして、いい未来を作っていければ、と思います。前向きにやっていく、という意識が重要なんです。

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