谷口浩 社長

家出から今の職業まで

辞めた後は、家出しまーすみたいなノリでバイクで出発し、たまたまバイクのガソリンがなくなったのが石川県の金沢市だったから、そこで仕事を始めました。語学にも数字にも強いしコンサルにしようと思って、なんとか300万集めて、協同組合をつくって、その理事長に就任して4年で売上3億8000万くらいにしました。その時に、スピード違反で、免許停止になりました。免許停止なんやーと思ったんですけど、まだ免許停止まで何日間かある。その時にまたスピード違反してしまい、今度は免許取り消しやと言うんです。しょうがないから、道路交通法を一から勉強して、運転免許証取られても運転できる方法を探し、いわゆる法律の穴を見つけだしました。外国の国際運転免許証と、外国の運転免許証と、パスポートを持っていれば(ある条件の下)運転できるわけです。そうなると海外の免許証をどこかの国でとれば良い。それが可能だったのがフィジーだったわけです。60カ国くらいの大使館にめげずに電話しましたからね。(笑)7日間だけの滞在だったフィジーでは、なぜか、いつも人の家で、ご飯を食べさせてもらいました。自分でご飯を食べたのは2食だけでした。その時に、この国良いなー、住みたいなーと思いました。じゃぁフィジーで何を始めようかとなったときに、自分と同じような境遇の人にこのノウハウを教える運転免許証のビジネスをしようかと思ったんですけど、何か罪悪感があり、じゃあ学校にしよう、学校を作ろうということで、今の仕事になりました。

できることではなく、やりたいことを

コンサル会社では、過労で死ぬかもってくらい働いていたんですけど、ある日、熱がめっちゃ出ましてね。病院に行ったら、有名な白血病の権威の先生に白血病、と言われました。さらに余命が半年って言われて、もう何もやる気が起こらなくなりました。食欲なんか無くなって、ぼけーっと、14日間何にも食べずに過ごしました。そのときに、「これまでも僕は全力で生きてきたけど、全力でやりたいことをやっていない」と思ったんです。事業はどんどんどんどん大きくなって、うまいこといっているけれど、自分にコンサルティングする能力があるからそんなのはできて当たり前だと思いました。それからは、自分が本当にやりたいことをやろうと思い始めて、そうすればもっと楽しいはずだと思いました。そんな時にフィジーに行って、今の会社と学校を始めたわけです。面白くなくなって、いつやめるかはわからないですけど、今は最高に楽しいですね。後から聞かされたのですがその白血病は結局、白血病と似た症状が出るメガロサイトウイルス感染症っていう病気で、何とかなりました。(笑)

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