神山邦彦 社長

これからの展望は?

これからはi-Phoneへの参入も考えています。i-Phoneでは世界中にアプリケーションを配布できる仕組みができているんですね。今までの携帯は、キャリアさん、例えばDocomoさん、auさん、Softbankさんが認めたアプリケーションしかダウンロードできないという仕組みでした。また、お金を回収するのも全部キャリア主導でやっていて、全部値段を決めていました。そういうのがアップルにはほとんどなく、全然仕組みが違うんです。だから僕らがソフトを作って、アップルストアに登録して、配布すると、世界中の人が使うことができます。課金もアップルがやってくれる。だから開発者としては非常にありがたい仕組みです。僕らが作ってアップルさえ認めてくれれば、自動的にやってくれる。英語版であろうが日本語版であろうがOSによってすぐに自動的に切り替わってくれるから、自動的に海外展開になるし、非常にありがたいです。  日本の携帯キャリアって3,4あるんですけど、携帯を作っているのは9社ぐらいあるんですね。その中は飽和状態でひしめきあっているんです。もう1億人が使っている状況ですから。これ以上新規顧客が増えないんですよ。だからだんだん成長率としては下がっていくしかない。i-Phoneはそれを変えていく一つのきっかけでしょうね。本当は日本の携帯は世界に出ていくべきだと思うんです。でも日本の中でひしめきあっちゃっていて、その間に、色んな世界のメーカーが日本に入ってきています。そうではなくて逆に日本がもっと世界に出ていかなきゃいけない、と思っています。

学生の起業家についてどう思いますか?

学生の起業については、今はどんどんやるべきだと思いますよ。1円で会社が作れるという法律ができたし、僕が起業したころに比べれば相当やりやすくなっていますから、やるべきだと思います。ただ、やり方があるので、それはよくよく考えた方がいいと思います。僕が失敗したのはビジネスモデルだとか収益性だとか採算性だとかあんまり考えず、これは新しいからやろうと思っただけでやったからです。そうじゃなくて、そういうのをちゃんと考えたうえでやらなければいけません。失敗は誰しもがしますから、失敗を恐れないようにして、あきらめずに挑戦し続けていくことが大事だと思います。

MESSAGE FOR READERS

まず、日本にとらわれないでほしいということですね。そういう時代じゃないですし。もちろん日本に限らず何事にもとらわれないでほしいんです。僕が好きな言葉でAppleのキャッチコピーの「Think different」という言葉があるんですけど、違う考え方という意味ですね。人に左右されずに、何にもとらわれず、素直で柔軟であることが重要なことだと思います。まず、何事にもとらわれないで物事を考えてほしい。色々なものにとらわれていると挑戦できなくなってしまうと思います。それから、これからの学生の皆さんには世界にどんどん出て行ってほしいと思います。日本人にとらわれずにグローバルな視点を持ってほしいなと思います。

関係サイト

株式会社インテリジェントワークス

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掲載:2008年09月10日   category:ベンチャー

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