小谷武也 社長

株式会社オン・ザ・プラネット 代表取締役社長 / 小谷武也 氏
元JSKホールディングス株式会社 代表取締役社長(インタビュー当時)

日本に生まれ 中流家庭に育つ。人材採用・人材教育に10年以上携わる中で自らの生み出す結果が伝説を築き上げている事に薄々気づき始める。人が集まるべくして集まり、育つべくして育つ、言わば勝つべくして勝つ為の方程式を完全に網羅。採用コンサルタント会社で活躍した後、現在はエネルギーコスト削減事業を行う株式会社オン・ザ・プラネットで代表取締役社長を務める。

起業をした理由

当然の事ながら起業は「目的」ではなく、自分がやりたいことを実行しやすくするための「手段」です。会社に入ると上司がいますよね。もしもその人を大尊敬できて、指示にも納得出来るならそれはそれでいいと思います。しかし、向上心を持てば持つほどそうは問屋が卸さないんですね。例えば上司から指示を仰いだ時に「違うやり方の方が良さそう」と本心では思っているとします。この時に普通の会社であれば必ずしもその本心を口にすることが好ましくない場面もありますよね。ですが「もっと違ったやり方が良い」と思ったからには「それを証明しないと格好悪い」って考えてしまうんですね。また、そのモヤモヤを抱きながら働くのも嫌ですし、陰で上司の悪口を言っているような人になる位ならニートを選びますから・・・。

そんなこんなで最終的に「全ての上司を超えてしまうな(笑)」と思ったから、自分の会社を創ってみようと思ったんです。失敗したら僕がそれまでの人間だっていうだけの話で。もし失敗しても、またねじを巻きなおしてやればいいですし。「起業したい」というよりも「もっとこうしたい」ということを表現するために起業という選択肢を選ぶしかなかったというのが本当のところですかね。

家族のようなスポーツのような会社

「会社」って何?という定義は非常に定めづらいと思うんですが、僕はよく「家族」という表現を使って社員に説明します。例えば世の中のお父さんが仕事が上手くいかず経済的に苦しくなったとしても、お父さんが家族のために歯を食いしばって頑張ってくれていたらお父さんを責める気にはなれない。でもお父さんがいつも家で漫画ばかり読んでいたら、がっかりしますよね。結果も大事だけど、そのプロセスがとても重要だと思います。仕事って上手くいかないこともあるし、目標が必ず達成されるかもわからない。だから、いい意味で諦めがつく会社、つまり社員が失敗しても、「精度について必要以上に疑わない会社」を目指しています。「働いていく上で信頼関係が重要」とよく言いますが、むしろそれは逆で「信頼関係を持って生きていきたいからこそ仕事に励む」のだと捉えています。能力は当然個人差があるし、適材適所もあるのでそれをいちいち言っても仕方ないです。だから、仲間と同じ時間を共有することで得られる物に着眼しないといけないと思います。例えば、「値段の高いヨーロッパ旅行」に行ったとしても、嫌いな人と一緒だったらつまらないですよね。でもすごい仲の良い人とだったら「日帰り熱海の旅」でも充分楽しめますよね。「どこに行くか?」より「誰と行くか?」もっと言うと「どんな時間を過ごしたか?」が大切という事です。例えば、この前男子のバレーボールでオリンピックの出場が決まった時に、もういいおっさんが(ごめんなさい)本気で抱き合って泣いたりしていました。あれが会社で出来ないものかと考えています。業界ごとに当たり前に用意された「仕事の喜び」以外に、「この仲間だから感じられる喜び」が沢山盛り込まれた時代錯誤な熱い会社を作りたいと考えています。

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