吉野敬介 講師

とにかくやる!そのパワーはどこから?

その時々の思いとかパワーだよね。やりたいことに対してどこまでの気持ちがあるのかっていう問題じゃないかな。たとえば、すごく好きな異性ができて、その子と付き合えるか付き合えないかっていう時のパワーははかりしれないものがあるじゃない。どんな苦境も乗り越えてやる、というものがあるでしょ。でも、その子と付き合えることになってしまえば、そこまでのパワーはなくなる。だから、そのパワーをどこまで使えるかっていうことが重要だと思うんだよね。それは何に対してでもいいと思うよ。たとえお金であっても。おれなんかはそんなに裕福な家に生まれたわけじゃなかったから、やっぱりうまいもの食べたいな、とか、いい車乗りたいな、とか、銀座で飲みたいな、とかそういう夢を持ってたわけよ。そのためには何をしなきゃいけないかっていうのを考えて努力してきたんだよね。

人生万事塞翁が馬

小学校の時に山田(仮名)という仲のいい友達がいたんだ。おれか山田がクラスで1番か2番だった。卒業後、山田は私立の栄光学園に行った。そしてたまたま中学の2年か3年かのときに地元の駅で山田に会ったわけよ。おれは金髪でぐれているわけなんだけど、山田はおれをみて「敬ちゃん頭良かったのにね。」とか「噂よく聞いているけど、やっぱり人間変わっちゃうんだな。」とか言うわけよ。だけど、おれは山田に「人生まだまだわかんないよ、世の中わかんないよ。」って言ってやった。それで、高校出ておれが中古車屋で働いていた時、おれはパンチパーマでつなぎ着て、わけわかんない暴走族の車乗っていたわけよ。そんな時にまた山田に会った。山田は東大に行っているわけよ。その一方でおれなんか中古車屋で働いて月給8万円で女と同棲しているようなやつでさ。山田にまた、「おちぶれたね。」みたいなこと言われたわけ。でも、またおれは「まだわかんないよ。」って言ってやった。 それで予備校教師になって27歳くらいの時、年収5000万くらいだった時に同窓会があって、その前日におれは「山田が明日来ないかな。」って祈ったんだ。そしたら来たわけよ。すんごい嬉しかった。そして、「な、わかんなかっただろ、世の中そんなもんだよ。」って言ってやった。だから、塞翁が馬って言葉好きなんだよね。人生何が起きるか分からない。

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