兼元謙任 社長

失敗を恐れるな

失敗することの恐怖に勝てれば、何でもへっちゃらです。まずやってみることができるようになるので。創業している人達だって最初は何も知らないです。でも教えてもらって、そして経験して知ればいい話です。だから失敗を恐れないことが重要なんです。今の学生は失敗を恐れる傾向にあるようですが、それにはわけがあります。高度経済成長のバブル期の時はノーリスクハイリターンで、誰でも頑張ったら儲かったんです。だから、今その世代が親になると、子供にはリスクをとるなって教え込むんです。でも、もう世の中はノーリスクハイリターンなんて無くて、ハイリスクハイリターンしかないんです。そしてノーリスクのものはノーリターンしか無いんです。だから、過去の時代とは違う、ということを認識しなければいけません。今は終身雇用もないし、官公庁も首切られますよね。今、僕達はローリスクローリターンかハイリスクハイリターンかを選択すべきで、いい生活をしたいんだったらリスクを取るべきなんです。

リスクとリスキーの違い

リスクをとるべきだと言いましたが、リスクとリスキーは違います。リスクを考えましょうって言ったときは、まだ起きていないことを考えますよね。例えば、会社を立ち上げたときは、倒産するリスクがあるとか。でも、倒産しているわけではない。だから、実は何をするにも必ずリスクはあります。一方で、リスキーというのは、例えば、ある物を売る場合、リスクとメリットを足し算引き算してみると、リスクが多すぎる場合のことです。だから、リスクが多かったらもちろんやる必要はない、リスキーだから。でも、リスクがあるからやらないほうがいいというのはおかしいです。その考えはリスキーとリスクの違いを間違えています。危ないんだったらやらなければいいんだけど、でもなぜ危ないのか検討せず、リスクを取らないから、ノーリターンになる人が多いんです。まずは検討してみてちゃんとリスクを計算してみるのが大切ですよ。

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